ネットトラブル注意報
ネットトラブル注意報第6号_転売にまつわるトラブル
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転売にまつわるトラブル
日々生活を送る中で、生活のために食料を買ったり、勉強のために教材を買ったりと買い物をする機会は多く存在します。大抵の場合、そのものが自分にとって必要であるため購入を行いますが、中には不要にも関わらず、転売を目的として購入を行う人がいます。今回は転売にまつわるトラブルをご紹介します。
転売をきっかけに脅されてしまう
Aさんは好きなアーティストがいて、よくライブに足を運んでおり、今回も行く予定でチケットを入手していました。しかし、急用が入りどうしても行けなくなってしまいました。チケットを無駄にするのはよくないと考え、チケットをネットで売ったところ、定価の1.5倍の値段で売れました。これを機にお小遣い稼ぎのためAさんはライブのチケットを複数枚入手し、余った分をネットで売るようになりました。
チケットの中には購入者であることを確認しないと使用が認められないものもあったため、本人と確認できる個人情報も一緒に渡すことがありました。数日後、自身のSNSに知らない人から一通のDMが届きました。内容はチケットの転売は違法であるため、ばらされたくなければお金を振り込めという脅迫でした。
利用目的や方法に問題がある
転売自体は悪いことではありません。必要だったものが不要となり売ることは多々あります。問題なのは利用目的や方法にあります。チケットの場合、転売目的で購入することは法律で禁止されています。どうしても行けなくなった場合は、主催者側が用意した返品方法や他者への譲り渡しができる正規の方法が存在します。チケット以外にも販売することが禁止、規制されているものが多々あります。
また、個人情報が流出する危険性が伴います。転売にまつわるトラブルが増加しているため、転売ができないように個人情報と結び付けて販売を行う取り組みがみられます。そのため転売を行おうとすると個人情報も公開しなければいけなくなります。転売品を購入する側になった場合も注意が必要です。
商品の購入は利用規約やルールを守るように心がけましょう。転売目的での購入は違法になる可能性もあり、ネットトラブルの要因になります。どうしても不要になった場合は正規の方法がないか確認することも重要です。
04_ネットトラブル注意報第5号~Wi-Fiスポットの利用によるトラブル~
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スマホは携帯事業会社の回線(4Gや5G、LTEなど)だけでなく、Wi-Fiスポットを使用してネットに接続することができます。近年、飲食店や遊び場など無料でWi-Fiを貸し出す公共の場が増加しました。自分のスマホの回線が遅かったり、通信制限があったり、不便さを解消する際にも利用するかと思います。今回はWi-Fiを利用した際に起こるトラブルをご紹介します。
悪意のあるWi-Fiスポットを利用し情報が流出
Aさんはパスワードがいらず無料で接続できるWi-Fiスポットを設置しているカフェを見つけました。Aさんのスマホは毎月の通信制限がかけられているため、頻繁に利用していました。ある時、SNSで近況を投稿しようとログインを試みました。しかしログインができず、自分のアカウントを調べると身に覚えのない投稿がされていました。Aさんが頻繁に利用していた無料のWi-Fiスポットはカフェが設置したものではなく、通信内容を盗もうと悪用を考えた人が設置したものでした。Aさんは過去に無料のWi-Fiスポットにアクセスしている状態でSNSにログインしたことがあり、その際にSNSのログイン情報を見られてしまいました。
便利な反面、リスクもある
インターネットが普及した今、快適な環境でネットを使いたいという想いが皆さんにはあるかと思います。その想いを悪用しようと考える人がいることを理解する必要があります。見られてしまう通信内容は、メールの内容やアクセスの履歴、各種サイトやSNSへのログイン情報、クレジットカードの番号と様々です。公共施設や公共機関、携帯事業会社などの提供元がはっきりとしているWi-Fiスポットであれば問題ありませんが、提供元が不明なWi-Fiスポットはセキュリティが不十分である可能性があります。Wi-Fiの設定をする際、Wi-Fiの名前が表示されますが、表示名を変えることも簡単にできてしまうため、見分けがつかないものもあります。被害にあわないためにはWi-Fiに接続しないことが一番ですが、どうしても必要な場合は必ず提供元が明確であるもので、パスワードが個別に設置されているものを利用することを心がけましょう。
Wi-Fiは便利な反面、リスクがあることを十分に理解しましょう。
通信を傍受したり、IDやパスワードを盗もうとする目的で設置する人がいます。多くの人が利用するから安全だと決めつけず、細心の注意が必要です。
ネットトラブル注意報第4号~ネットショッピングでのトラブル~
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インターネットの発達により実店舗に足を運ばなくても買い物ができるようになりました。また、時間帯を選ばずに数多くの商品から好きなものを選ぶことができるため、多くの人が利用しています。しかし、便利な反面トラブルも多く起きています。
出品者情報の確認が不十分な状態で購入
Aさんは洋服を集めるのが趣味で、よく限定物の洋服をネットショッピングで購入しています。今回はフリマサービスで前々から欲しかった限定物の洋服が定価よりも安く出品されていたため、出品者の情報を十分に確認せず、すぐに入金を行い購入しました。
数日後、商品が届きました。しかし開封してみると購入時に見た写真の洋服に似てはいるものの、異なる洋服が入っていました。
出品者に連絡を取ろうとすぐに購入ページを確認しましたが、既にアカウントが削除されており連絡が取れない状況でした。
フリマサービスを運営している会社への連絡も行いましたが、当事者間での出来事であるため責任は負えないと返金対応や出品者の特定の対応をしてもらえませんでした。結局欲しかった洋服は手に入らず、お金も戻ってきませんでした。
利用する際には細心の注意を
ネットショッピングではこのようなトラブルが多く見られます。フリマやオークションサービスは誰でも簡単に出品することができることから悪用しようと考える人が少なくありません。特に数量や地域限定のものは入手する競争率が高く、高額で取引されることから、悪用される対象になりやすいです。
トラブルを回避するためには、誰しもが利用できるフリマやオークションサービスを利用しないことが一番です。どうしても利用したい場合には、被害にあう可能性を少しでも低くするために出品元が公式なものであるかの確認や後払いを選択することが推奨されます。出品元のアカウントが最近作成されたものであったり、商品の売買履歴がないものは被害にあう可能性が高いので購入はやめましょう。
ネットショッピングは現物が見られないため、ごまかしがきいてしまいます。
わたしは大丈夫と思っていても、ささいなところにごまかしがあり、見落として購入すると被害者になってしまうため、十分な注意が必要です。
01第3号一生消えないデジタルタトゥー
ネットトラブル注意報02
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ネットトラブル注意報01
元のファイル r6_nettrouble01.pdf